乳癌を予防する食事指導

 

1994年以降、日本では乳癌が女性にとって最も多い癌(23人に1)となり、罹患率はこの20年余りで2倍以上に上昇しています。その原因の一つとして、食生活の欧米化が関与していると考えられており、アメリカの国立代替医療センター(National Center for Complementary and Alternative Medicine: NCCAM)では、「乳癌患者に対する大豆イソフラボンの無作為割付臨床試験(大豆に含まれているイソフラボンが乳癌に対して効果があるか否かを調べる試験)」、「乳癌で乳房切除もしくは腫瘍摘出術予定患者に対するイソフラボン類の無作為割付パイロットスタディー」などが行われています。日本でも最近、乳癌予防に有効なバランスのよい食事を摂取する試みが行われて始めており、今年8に行われたブレストピア・ピンクリボンキャンペーン in 広島においても、乳癌と食事の関連についてのランチョンセミナーが行われ、参加者は330名を超えました。当科でも、担当医師、栄養士、看護師ら5名が参加、研修してきました。

中国新聞 平成17824

乳癌を予防する食事とはエストロゲンの発生を抑える食事エストロゲンの作用を抑制する食事活性酸素の働きを抑える抗酸化作用の強い食事であり、そのメカニズムを看護師、栄養士から説明を受けた上で、患者様に実際の生活で実践していただくよう指導しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的な考え方としては、

➀野菜・果物を多く食べる ➁魚を食べる ➂大豆食品を中等度に食べる ➃繊維類を多く食べる ➄アルコールは飲まない ➅低脂肪の乳製品を選ぶ ➆ビタミンをバランスよく摂取する などですが、受けている治療によっては逆に作用することがあり、医師、栄養士、看護師から正しい指導を受けることが必要です。

 

 

興味のある方は、外科外来までお問い合わせください。